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大部 誠
JAERI-M 8918, 17 Pages, 1980/07
FCAVI-2、VI-1およびV-2集合体において測定されている中性子スペクトルに検討を加え、計算結果と比較した。使用した測定データは反跳暢子計数管法とダブルシンチレータ法による測定から得たものである。計算は、セル計算プログラムSP-2000と詳細群断面積ライブラリーAGRI/2を用いて行い、1950群および縮約64群、26群のスペクトルを算出した。エネルギー範囲5KeVから6MeVまでの測定スペクトルをC/E値を用いて、計算結果と有効に比較している。比較の結果、測定スペクトルと計算スペクトルは430KeVの酸素共唱と29KeVの鉄共唱附近で差違が大きいことが示されている。他に、中心核分裂率比の実験値と計算値の比較を行っている。
大部 誠
Journal of Nuclear Science and Technology, 17(6), p.471 - 473, 1980/00
被引用回数:0 パーセンタイル:0.29(Nuclear Science & Technology)FCA VI-2集合体で測定されている中性子スペクトルに検討を加え、スペクトルの計算結果と比較した。測定データは、反跳陽子計数管法とダブルシンチレータ法による測定から得られた結果を使用した。計算は、セル計算プログラムSP-2000と詳細群断面積ライブラリーAGRI/2を用いて行い、算出した1950群および64縮約群スペクトルを使用した。C/E値は64群幅で求めている。測定データのうち、エネルギー範囲5keVから6MeVまでを計算結果と有効に比較している。各群のC/E値からみて、計算スペクトルは実験スペクトルと10%程度またはそれ以上の相違がある。特に鉄および酸素の大きな共鳴附近の相違が大きい。
大部 誠
JAERI-M 8327, 55 Pages, 1979/07
反跳陽子計数管法によりFCA集合体VI-2およびV-2炉心中心の中性子スペクトルを測定した。製作した小型円筒計数管は、磁器加工金属被膜被覆型のフィールド・チューブを設えている。充填ガスとして使用した水素とメタンは、電気的負性の不純物を除き計数管の分解能を上げるため純化した。ガンマ線誘起バックグランドは、ディジタル演算器と二次元波高分析器を用いた波高分別法により除去した。スペクトル測定のエネルギー範囲は2.5KeVから2MeVである。測定のエネルギー分解能は2MeVから5KeVにいたるまで10%(FWHM)かそれ以下であった。測定結果は、セル計算プログラムSP-2000および詳細群断面積ライブラリ-AGRIを用いた計算結果と比較している。比較の結果、測定と計算の中性子スペクトルの一致は、鉄と酸素の大きな共鳴付近を除いて、5KeVから2MeVの範囲で良好である。
大部 誠; 白方 敬章; 一守 俊寛
Journal of Nuclear Science and Technology, 16(5), p.329 - 343, 1979/05
被引用回数:3FCA臨界集合体VI-2およびV-2炉心中心における中性子スペクトルを、反跳陽子計数管法により測定した。製作した小型円筒状計数管は、磁気気密端子に金属被膜加工をしたフィールドチューブを備えている。計数管の分解能を上げるためのガス純化、ディジタル演算器および二次元解析の使用によるn-波形弁別、主増幅器および計数管のガス増幅度の種々の設定による広エネルギー領域測定を行っている。中性子スペクトルの測定は2.5keVから2MeVまでの範囲で行い、エネルギー分解能は5keVに至るまで10%(半値幅)またはそれ以下であった。測定した中性子スペクトルは、セル計算プログラムSP-2000および詳細群断面積ライブラリーAGLIを用いた計算結果と比較している。